採用担当が語る就職活動
良くも悪くも入社後GAPはある。ネガティブGAPを感じないための就活ポイント。
本日のテーマ:入社後ギャップ
こんにちは!
NVS(ネットビジョンシステムズ) 人事部です。
5月も後半に突入し、
4月に入社した新入社員はもうすぐ2ヶ月が経過しますね。
社会人のマナーや仕事内容を頑張って覚えて、
あっという間の2ヶ月という新入社員の方も多いと思います。
入社後の研修・配属決定を経て、「会社」や「仕事」に対して、
自分の想像と現実とのギャップを感じだす頃かもしれません。
本日はそんな「入社後ギャップ」についてお届けします。
「5月病」は耳なじみのある言葉かと思いますが、
近年では「6月病」と呼ばれるものもあるそうです。
5月病は1961年のアメリカの精神科医の報告が最初だといわれているようですね。
もともとは社会人ではなく、入学から1か月後の大学生がなりうる症状であったとか…
やる気が起きにくかったり、なんだか身体に倦怠感がでたり、
食欲がなくなったりという症状がみられるようになるのが、
「5月病」「6月病」だそうです。
配属先での業務内容に戸惑いを感じたり、
会社員って働くってイメージしていたことと違うなと感じたり、
他の社員や同期と比べて自分が置いていかれそうだと不安になったり
5月や6月は、環境の変化も多く不安が感じやすい時期だと思います。
いま入社後ギャップに悩んでいる新入社員の方や
入社後ギャップに不安を抱えている就職活動や転職活動をされている方の
気持ちが少しでも軽くできれば幸いです。
入社後ギャップを感じることは普通のこと
入社後ギャップを感じてしまうことに
酷くショックを受けてしまうという方もいるのですが…
実際のところギャップを感じることは当たり前だとおもいます。
私も新卒の頃は、入社後ギャップを感じてしまう自分に
なんだかショックを受けていましたが…笑
学生から、他業種から、新しい仕事に就くということは、
「未知の世界」に飛び込むことだと思います。
いくらWEBや本や口コミで情報を収集していたとしても、
その情報はどこまでが真実かなんて正直わかりません。
人から聞くというのも、
人それぞれ価値観は異なりますしバイアスもあるので、
自分にとっての真実は、
入社して仕事をしてみないとわからないですよね。
数年前にIT業界に飛び込んだ私の経験ですが、
ネガティブなギャップもあれば、ポジティブなギャップもあります。
ネガティブなギャップは、例えば職場。
転職後、大手企業様にSESで働く=高層ビルで働く自分
=かっこいいOL!?と期待がありました。
実際、大手企業様に常駐エンジニアとして高層ビルへ配属され理想通りでしたが、
地上から40階以上のオフィスで働くと
日々のエレベーター昇降で耳抜きが必須だったり、
出社時のエレベーターを待つ行列に小さなストレスを感じたり…
他にも思い描いていたライフスタイルとは
異なるギャップが良くも悪くも沢山ありました。笑
4月に人事部への配属が決まったことも、
約3年前に入社したときは思ってもいないことでした。
自分の事を先輩と慕ってくれる後輩社員ができたこと、
いつか関わりたいと思っていた人事に関わることができたこと
ポジティブギャップも多くあります。
0から多くの経験をしていく訳ですから、
ギャップを感じることは普通のことだと思います。
ネガティブなギャップとポジティブなギャップの比率が均等にならないのも普通。
新入社員の入社後数か月は、
同世代の友人も忙しくてなかなか連絡が取れなかったり、
連絡が取れても互いに気持ちのゆとりがなかったりしていたかもしれません。
失敗が続いてしまったり、ネガティブギャップばかり感じる…など
焦ることも落ち込むことがあったら、
友人だけでなく、家族や先輩に相談してみるのも良いと思います!
入社後ギャップを感じる=ダメ なんて思わないようにしましょうね!
就職活動でネガティブギャップを減らしたい!
企業と従業員。
お互いのために、
どうにか入社後のネガティブギャップを減らしていきたい!ですよね。
ネガティブギャップを減らしていくために
就職活動時に確認したいポイントを紹介します。
★自己分析と企業研究
「自分がやりたいこと」と「会社が行っていること・目指していること」を
ちゃんと分析できていますか?
企業選びの軸で「勤務地」や「福利厚生」「収入など待遇面」を重視している方は、
仕事内容についてもしっかりと考えた方がよさそうです。
基本的に働く環境や内容に「納得」がないと仕事は続かないものだと思います。
また、「業界」や「職種」を軸に就職活動をされている方も要注意。
企業サイトや求人情報の事業内容のみをチェックして判断されていませんか?
事業内容の説明はざっくりとしたものが多いです。
入社して「自分のやりたいことができないかも…」と思うリスクを少しでも減らすために
以下の情報なども収集するといいかもしれません。
その企業の社員全体が目指す先=理念や経営方針
その事業がどのようなサービス・製品を扱っているか=仕事の中身
どのような想いをもった社員がいる会社か会社の制度はどのようなものがあるか
!「ITエンジニア」で就職活動をされている方も注意が必要!
業界や職種といった大まかな枠組みで企業選び・就職してしまうと
自分の中で膨らませたイメージと実際の業務とのギャップはかなり大きいものになるかもしれません…。
就職サイトの求人情報やWEBや本や口コミだけでなく、
企業の採用サイトやSNS発信から情報を収集したり、
説明会や面接の逆質問を活用して、少しでもより現実と近い「働くイメージ」へもっていけると
ネガティブギャップを減らすことができると思います。
どんな社員がいるか?社員との交流頻度は?
どんなキャリアアップがあるか?
私も今後この情報発信ツールを活用して皆さまにお届けしていきますので
ぜひ参考にしてください!
★ネガティブギャップを溜め込まないように…
コロナウィルスの感染拡大の影響もあり、
オフィスワークができず、リモート研修や自宅待機という状態という新入社員も多いと思います。
想定外の入社後ギャップに悩んでいる方もいらっしゃることと存じますが、
周りの人に不安を打ち明けることで、少し気持ちも楽になるかなと思います。
「つらい…」という気持ちは溜め込めば、
溜め込むだけ大きくなってしまうものだと私は思っています。
日報やメール、社内ツールなどで周りにアラートを出すようにして下さいね。
コロナ禍などの想定外の状況が続く中で、
新入社員や若手社員が話しやすい雰囲気や場をつくっていくことは
先輩社員にあたる立場の者たちのするべきことだと感じています。
NVSでは新入社員の日報リプライやヒアリング面談などを実施していますが、
新入社員や若手社員へのフォローについて
私たちができることはまだ何かあるのではないかと日々考えています。
先輩社員の皆さんも無理せず、
「自分も新入社員の頃にギャップ感じたな」という気持ちで支え合っていきましょう!
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長々としてしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございます!
今後もNVSのことや業界のことを色々発信していく予定ですので、
引き続きよろしくお願いいたします。
この記事を読んでくださった みなさまに
NVSやネットワークエンジニアへの興味をもっていただければ、幸いです。
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