社員コラム
【NWエンジニアの登竜門】CCNA・CCNPってどんな資格?仕事で役立つの?にエンジニアが回答!
こんにちは!
NVS(ネットビジョンシステムズ) 広報部です。
今回は、ネットワークエンジニアの登竜門と呼ばれている資格、CCNAとCCNPについて、実際に取得したエンジニア社員に回答してもらいました!
✅CCNA・CCNPってどんな資格なの?
✅仕事にどう役立つの?
✅勉強方法や受験の際の注意点は?
など、気になっている方は必見です。
※当ページに記載の情報は、2021年5月13日現在での情報となります。
1.CCNA/CCNPとは
シスコ技術者認定試験の一種であり、ネットワーク知識を得ていることの証明となります。
簡単にそれぞれの概要について解説いたします。
■CCNA (Cisco Certified Network Associate (200-301 CCNA))
試験時間:120分
有効期限:3年
受験料:税抜33,600円
問われる内容
・ネットワークの基礎
・ネットワークアクセス
・IPコネクティビティ
・IPサービス
・セキュリティの基礎
・自動化とプログラマビリティ
■CCNP Enterprise
コア試験(CCNP ENCOR)とコンセントレーション試験(※)の2つの試験に合格することで、認定されます。
コンセントレーション試験は受験者が多いであろう、300-410 ENARSIを取り上げます。
有効期限は3年です。
※300-410 ENARSI以外のコンセントレーション試験はシスコ認定試験公式ページでご確認ください。
■Implementing Cisco Enterprise Network Core Technologies (350-401 ENCOR)
試験時間:120分
受験料:税抜44,800円
問われる内容
・デュアルスタック (IPv4 および IPv6)アーキテクチャ
・仮想化
・インフラストラクチャ
・ネットワークアシュアランス
・セキュリティ
・自動化
■Implementing Cisco Enterprise Advanced Routing and Services (300-410 ENARSI)
試験時間:90分
受験料:税抜33,600円
問われる内容
・レイヤ 3
・VPN サービス
・インフラストラクチャ セキュリティ
・インフラストラクチャ サービス
・インフラストラクチャの自動化
2.難易度
それぞれの難易度について、解説していきます。
CCNAに関しては、独学でも充分合格を狙える試験だと思います。
ただ、躓きやすい面(各プロトコルの動き、サブネット計算等)も多く、試験範囲も広いため受験にあたり、
学習面だけではなく、モチベーションのコントロール等も必要になってきます。
CCNPに関して、現行試験を受験したことがないため、旧試験(CCNP Routing & Switching)を元に解説いたします。
こちらの試験は、初学者での独学での取得は難しく、それなりの業務経験が必要であると感じました。
(私はCCNA取得後、現場を1年半程経験かつ研修(座学・実機)に参加し取得いたしました。)
現行の試験は、インフラストラクチャの自動化等追加されており、旧試験同様または、それ以上の難易度であると思われます。
3.どう役立つのか
役立つ場面として、以下が挙げられます。
・ネットワーク知識の証明になる。
就職や転職、またはプロジェクト参画などの場面で証明になります。
・Cisco機器が扱える。
もちろん、その他の機器も扱えるようになるに越したことはありませんが、Cisco機器を導入しているところは多いです。
扱えるようになっておいて損はないでしょう。
・未経験でも、NWの現場に従事できる。
・現場での業務の幅が広がる。
未経験であっても、資格持っていれば参画できるプロジェクトもありますので、
そこで経験を積むことができ、さらなる知識と技術の獲得も期待できます。
4.勉強方法について
勉強方法について、ご紹介させていただきます。
CCNAは、自分の読みやすいと感じる参考書とPing-tを活用することをおすすめします。
まず、参考書を「そうなんだ~」という程度に読み進め目を通します。
ここでは、考え込まないことがポイントです。
正直、はじめは分からないことだらけでモチベーションが下がりやすいです。
まずは、「そういうものだ」という程度で触れていきましょう。
その後、Ping-tで過去問に触れ、解説と参考書で理解を深めていく。という流れが良いかと思います。
また、暗記が苦手な方は、パケットトレーサーというツールを使うのが良いでしょう。
実際にコマンドを打つことができるため、効率的な勉強になると思います。
CCNPも基本的にはCCNAと同様です。
しかし、レベルが上がり独学では難しい部分もあります。
現在は、Youtubeに解説動画などもありますので、活用してみましょう。
また、インフラエンジニアになることを決めているのであれば、ITスクールに通うことも選択肢にいれましょう。
・人脈(交流)が広がる。
・現場でも使用される実機を使用して学べる。
・現場の話が聞ける。
・疑問を専門家にすぐ聞くことができる。
・現在の業界や市場の状況などについても聞くことができる。
など、多くのメリットがあるからです。
ITスクールの価格は、決して安くありませんが、検討してみてはいかがでしょうか。
NVS QUEST | ネットビジョンシステムズ株式会社
5.受験にあたっての注意
受験にあたっての注意事項を2点ほどお伝えいたします。
一つ目は、概要にも記載がある通り受験料が非常に高額であるという点です。
弊社では、資格支援制度があるため受験料が会社から支給されますが、個人での受験となると経済面に少々の打撃が懸念されます。
一発で合格したいものですね...。
二つ目は、不可解な翻訳やバグがあるかもしれないという事です。
日本語試験を受験する際は、英語をそのまま直訳したような翻訳となっており、戸惑うかもしれません。(例:AD値 → 管理ディスタンス値)
バグに関して現行試験での情報は不明ですが、旧CCNPを受験した際はバグに当たりました。
"受験者の声"というのを収集することをお勧めします。
6.最後までありがとうございました!
いかがだったでしょうか?
CCNAであれば独学でも合格は目指せますが、独学が不安であれ当スクールをおすすめいたします。
現場経験のある講師が講義を担当し、躓きやすいポイントも丁寧に解説いたします。
スクールには多くの受講生がおり、実機演習では互いに教えあいながら進めていくので、モチベーションの維持にも繋がっています。
また、講師の現場での小話・アドバイス、受験にあたっての注意事項も共有されるので、
受験する際の不安はほぼなく、自信をもって受験できるのではないかと思います。
■当スクールを詳しく知りたいという方は、こちらの記事もよければご覧ください。
NVS自慢の『自社サービス』 ITスクールのご紹介
■CCNP取得支援サービスもあります。受講者の声や詳細、授業のお申込みはこちらから。
NVS QUEST | ネットビジョンシステムズ株式会社
以上、簡単ではありましたがCCNA/CCNPに関しての紹介でした。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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現在、IT業界は人材不足の課題を抱えています。
第4インフラのネットワークを支えるネットワークエンジニアを育て輩出し続けることが
NVSのビジョンです!
NVSには業界未経験で入社し、エンジニアとして活躍する社員が多く在籍しております。
研修の講師もエンジニアなので、技術面のサポートにも力を入れております。
未経験からでも学習欲があれば活躍できるのがネットワークエンジニアだと思っています。
NVSで一緒にネットワークエンジニアとして成長しませんか?
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今後もNVSのことや、業界のことを色々発信していく予定ですので、
引き続きよろしくお願いいたします。
この記事を読んでくださった 皆様に
NVSやネットワークエンジニアへの興味をもっていただければ、幸いです。
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