1. 【運用・保守って何をする?】運用保守の現場経験があるエンジニア社員に聞いてみた。

社員コラム

【運用・保守って何をする?】運用保守の現場経験があるエンジニア社員に聞いてみた。

NVS広報担当

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2021.06.07(Mon)

こんにちは!
NVS(ネットビジョンシステムズ) の広報部です。

今回は、インフラエンジニアの仕事【保守・運用】段階での業務内容を、
実際に保守・運用の現場で働いていたエンジニア社員Nさんに紹介していただきます!

ITエンジニアと言っても、様々な職種があります。
自分の性格や、やりたいことに合った職種を選びましょう。
※ほかのエンジニア職については、こちらで紹介しています!

インフラエンジニアの仕事

インフラエンジニアの仕事を簡単に言うと、
「インターネットという道と整備したり、補修したり、管理する仕事」です。

今や第4のインフラとも呼ばれるネットワークインフラを任されているエンジニアです。
もちろんですが、仕事の責任もかなり重大です。
(時折、ニュースになっていることがありますね...。)

そして、インフラエンジニアの仕事は以下のように、大きく3つに分かれています。


 ① 設計
 ② 構築
 ③ 運用・保守


 ※様々な分類の仕方がありますが、当記事では上記のように分類いたします。 


① 設計
お客様の要望をヒヤリングし、どんなネットワークシステムを構築するかを考える仕事です。
インフラエンジニアの仕事の中でも、もっとも難易度が高い仕事ですので、相当な技術力を求められます。

② 構築
設計書をもとに、ネットワークを作り上げる仕事です。
サーバーを用意したり、機器に設定を投入したり、配線を行ったりと、様々な業務内容があります。
また、サーバーがクラウド上にある場合と物理的に存在する場合などで、業務内容も大きく違います。
実際にルーターやスイッチなど、ネットワーク機器に触れることが出来ますので、機器が好きな人にはもってこいの仕事です。

③ 運用・保守
運用されているネットワークが正常に稼働しているのか、監視したり保守する仕事です。
流れているデータを確認したり、トラブルが起きたら原因を特定したりするのが主となります。

今回は、この③運用・保守の業務について、ご紹介させていただきます。

運用・保守とは

改めまして、運用・保守とは構築されたネットワークを維持していく業務になります。
実稼働中のネットワークであり、障害時にはネットワークの早期復旧に向け、
スピード(被疑個所の切り分け)や正確性(対象装置・I/Fの確認)といったスキルが求められます。

私の対応した案件では、主な業務は以下になります。
・監視部門からのエスカレーション対応(切り分け業務)
・機器交換対応(手配~交換時の統制)
・不明ログなどの問い合わせ(TAC問い合わせ)
・障害対応資料作成

概要

私が対応した案件について、簡単にはなりますがご紹介していきます。

監視部門からのエスカレーション対応(切り分け業務)
被疑個所を特定する業務になります。
切り分け方法として、Ping、ステータス確認、経路情報、現地確認などをもとに
今後の方針(様子見や機器交換、リモートでの通信片寄せ等)を決めていきます。

機器交換対応(手配~交換時の統制)
機器交換する業務となります。
現地の保守員と連携しながら、交換作業を進めていきます。
予期せぬトラブルが起きないよう、対象機器のホスト名の読み合わせ
リモートで隣接するI/Fの状況を確認しつつ、作業を進めていきます。

不明ログなどの問い合わせ
TACへの問い合わせ業務になります。
不明ログ(主にパリティエラー)を、対象拠点・対象機器・時間帯・ログの内容などをまとめTACへ解析依頼を投げます。

障害対応資料作成
機器交換時に、保守部門に投げるための資料となります。
対象機器の情報やConfigを精査し、まとめた資料になります。

魅力

運用・保守を通じて、魅力を感じた面に関してご紹介していきます。

機器交換対応
機器故障時は、様々な部門と連携し動くので日程調整や保守員との連携において
大変な面はありましたが、機器交換後のネットワークの復旧を確認できた時は
やりがいを感じることができました。

障害時のプロセスを考察し、紐解いた時
対応がクローズした際、その障害について振り返る「振り返りシート」の作成がありました。
対応を振り返る中で、プロセスを考察する事で資格で得た知識が生きた知識となり、
各プロトコルや機器の動作を理解できたのが面白いと感じられました。
また、その振り返りが次の対応へと活かすことができ成長を実感する事ができました。
疑問点やアドバイスもメンバーからコメントとして頂けたので
違った視点や考え方等も学ぶことができました。

まとめ

運用・保守業務は、復旧第一が求められるのでスピードや緊張感をもって対応に当たることになります。
しかし、対応において自身のスキルが活かせたり、早期に復旧できた場合、非常にやりがいを感じ、障害対応一つ一つが自身の成長に繋がる学びのある業務だと実感しました。

いかがでしたでしょうか。
簡単ではありましたが運用・保守業務についての紹介でした。

また、もしインフラエンジニアに興味が湧きましたら、こちらの記事もおすすめです!
情報ネットワークは第4のインフラ!”インフラエンジニア最強説”を提唱させてくれ!

最後までありがとうございました!


最後までお付き合いいただきありがとうございます!

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今後もNVSのことや、業界のことを色々発信していく予定ですので、
引き続きよろしくお願いいたします。

この記事を読んでくださった 皆様に
NVSやネットワークエンジニアへの興味をもっていただければ、幸いです。

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